MEO対策でGoogleの口コミを増やすアイディアと方法3つ
作成日 24-11-2022 11:11 午後

日本での月間利用者数が5,000万人を超えるグーグルマップは、目的地を探すための地図アプリケーションから、レストランの口コミを探すための口コミ・プラットフォームへと広がりを見せています。
実店舗を持つ企業にとって、Googleマップ(Googleビジネスプロフィール)の活用は、事業規模の大小に関わらず、日々重要性を増してきています。
今回は、Googleマップに口コミの記入を促す施策をご紹介します。
口コミを記入するリンクを取得しボタンを設置する
Googleマップなどの情報を管理できるGoogleビジネスプロフィールに登録すると、管理している拠点のレビューを記入するリンクが表示されます。このリンクをボタンとしてウェブサイトに設置することで、導線とすることができます。
口コミ記入リンクの取得方法
Googleビジネスプロフィールにログインし、トップページの「口コミを増やす」カードにある「プロフィールを共有」ボタンをクリックします。
「審査をリクエスト 」というタイトルでURLが表示されます。URLをクリックしてコピーすると、レビューを記入するためのリンクが取得できます。
リンクは、Googleマップからも取得できます。
適当な場所に移動し、「共有」を選択します。表示された共有リンクをコピーし、最後の「?share」を「/review」に変更すると、同じようにレビューを入力する場所に移動するリンクが作成されます。
これだけで、口コミ記入のためのリンクを取得することができます。
口コミ記入ボタンの作成
Webサイトにリンクを導入する場合、URLの変更ができなくなるため、ボタンを設置することをお勧めします。
QRコードを活用し、お客様の目に届きやすい箇所に設置する
Webサイトにボタンを配置することで、サイトからGoogleのレビュー記入にスムーズに移行できるようになりましたが、紙媒体や実店舗での露出はそうもいきません。
紙媒体などからのリンクには、QRコードの利用をおすすめします。
【QRコードを生成する際のおすすめの無料ツール】
上記のツールからQRコードを生成することができました。これだけではまだ味気ないと感じていますが、店内にステッカーのように貼ることができるのではないかと考えています。
デザインツールを活用して、お客様が見やすく、わかりやすいデザインにするのもよいでしょう。
投稿された口コミをサイトに埋め込んで表示させる
口コミ入力リンクの取得とQRコードの生成により、レビューを促すGoogleマップの動線を作ることが可能になりました。
では、実際に投稿されたレビューを参考に、さらなる口コミの向上を目指してはいかがでしょうか。
「Google Business Profile APIs」は自社開発が可能ですが、アプリケーションの登録や定期的なメンテナンスが必要で、開発・メンテナンスコストが非常に高くなります。
口コミ連動ツールを利用することで、簡単にWebサイトに埋め込み表示することができます。
【参考】
Googleビジネスプロフィール一括管理ツール11選。3つのタイプ別に紹介
Googleのガイドラインを遵守しよう
Googleレビューを増やすための施策は非常に重要ですが、時に行き過ぎるとGoogleのガイドラインに抵触し、レビューの削除やアカウントの凍結につながる可能性があります。ルールの範囲内で正しく運用することが大切です。
ここでは、その例と、ガイドラインに記載されている情報の一部をご紹介します。
虚偽の口コミを作成して評価を操作する行為
口コミとして投稿される内容は、投稿者の実体験に基づくものである必要があります。
同じ内容のレビューを複数の場所に投稿したり、1つの場所に対して複数のアカウントでレビューを投稿することは、「スパムや虚偽の内容」として禁止行為に該当する可能性が高いです。
関わりの深い拠点や利害関係に位置する拠点への口コミ
自社や競合他社の口コミを投稿することが禁止されているだけでなく、投稿者の現在または過去の職場に関する内容を投稿することも、"利害関係者 "として禁止行為の一例として挙げられているのです。
謝礼として金銭を授与する行為
禁止事項のガイドラインに加え、「各フォーマットに適用される要件」では、レビュー完了の報酬として金銭を授受することを控えるよう明確に定めています。
最後に
最近では、Googleマップでの検索順位を上げるための「MEO対策」という言葉が一般化し、MEO対策を専門に行う事業者も多くなっています。
一方で、虚偽の投稿による口コミでの水増しなど悪質なケースも増えており、ガイドラインの遵守がより厳しく求められるようになってきています。無理のない範囲で外部ツールを組み合わせ、上手に活用するのもいいかもしれません。