MEO対策の費用相場を解説|代理店選びのポイントを3つご紹介します
作成日 25-11-2022 10:00 午前

MEO対策は、Googleマップ上の情報を最適化し、検索上位表示を実現するものです。
外部の会社に何かを依頼する場合、どれくらいの費用がかかるのでしょうか?
今回は、MEO対策にかかる費用について解説します。また、代理店の選び方のポイントもご紹介します。
MEO対策とは
MEO対策とは、「Map Engine Optimization」の略で、Googleの地図検索エンジンで自社の情報を上位に表示させるために行う対策のことです。
Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)に登録された情報を最適化することで、検索上位表示を実現する方法です。
ビジネスプロフィール情報は、通常の検索結果だけでなく、Googleマップにも表示されるため、MEO対策で上位表示が成功すれば、集客の大幅アップにつながります。
MEO対策の費用
MEO対策を代理店に依頼した場合に発生する費用について説明します。
MEO対策の費用を決定する要素
MEO対策の費用は以下の3つの要素によって決まります。
- 対策キーワード
- 対策内容
- 初期費用
対策キーワード
検索されたときに上位に表示させたいキーワードによって金額が異なります。キーワードによって競争率が異なり、人気のあるキーワードは価格が高くなる傾向があります。
また、使用するキーワードの数によって、金額は変動します。多くの場合、4〜6個のキーワードを使用します。
対策内容
MEO対策には、以下のような様々な施策があり、金額は施策の作業量に大きく依存します。
- ビジネスプロフィール情報の登録と更新
- 写真・動画の追加や撮影
- 各種投稿作業の代行
- 口コミの管理・返信
初期費用
初期費用は、MEO活動を開始する際のビジネスプロファイルのアカウント取得や情報入力にかかる費用です。
相場は1万円〜5万円程度です。
プロフィールにアップロードするための店頭写真も依頼する場合は、別途費用が発生する場合があります。
MEO対策代行の費用相場
MEO対策代行の手数料は、次の2パターンが一般的です。
- 成果報酬型
- 固定報酬型
それぞれの特徴と費用の相場を紹介します。
成果報酬型
成果報酬型は、一定の対策を施した上で、一定ランク以上の表示に成功した場合に費用が発生するシステムです。
上位に表示された日数分の単価を支払う必要があります。相場は1日1,000~3000円程度です。
固定報酬型
固定報酬型は、基本的な対策内容は上記の成果報酬型と同じですが、上位表示に成功したか否かに関わらず、月額料金が発生するタイプです。
相場は、だいたい月2万円から5万円くらいです。キーワード数、投稿頻度によっては5万円以上の費用が発生する場合があります。
MEO対策は自分で実施すれば無料
ここまで、MEOを代行業者に依頼する場合の費用について説明してきましたが、MEOは無料で行うことも可能です。
なぜなら、ビジネスプロフィールの利用は無料なので、社内で対策ができれば、人件費以外にお金をかける必要がないからです。
しかし、本格的なMEO対策には、専門的な知識と情報更新の手間暇が必要です。社内にMEOに精通した担当者がいない場合は、代行業者に依頼することをお勧めします。
MEO対策の代理店を選ぶ際のポイント
最後に、MEOの代理店を選ぶ際のポイントをご紹介します。 ぜひ、代理店探しの参考にしてください。
- Googleのガイドラインポリシーに違反していないか
- 効果測定を適切に実施しているか
- 自社と同じ業界・業種の過去実績はあるか
Googleのガイドラインポリシーに違反していないか
まず、MEO測定は、Googleビジネスプロフィールの利用ガイドラインの範囲内で行うことが前提になります。
虚偽のレビューを登録した場合、レストラン名欄にレストラン名以外の文字を入力した場合、その他ガイドラインに違反する行為を行った場合、ビジネスプロフィールのアカウントが停止されることがあります。
代理店の施策がガイドラインに沿ったものであることを確認した上で依頼するようにしましょう。
【参考】Google に掲載するローカル ビジネス情報のガイドライン
効果測定を適切に実施しているか
また、ビジネスプロフィールの検索順位は、検索する人の現在地によって変動します。
そのため、ある地域では上位に表示されても、別の地域では表示されないということもあり得ます。
このことを逆手にとって、上位にランクインした部分のみを報告し、MEO対策が成功したとする悪質な機関もあるため、対策の効果をどう測定するかが重要です。
自社と同じ業界・業種の過去実績はあるか
依頼する前に、必ず代理店の過去の実績を確認してください。
特に、自社と同じ業界での実績があるかどうかを見ることをお勧めします。
一度、同じ業界でMEOの経験がある代理店にお願いした方が成功率が上がります。
まとめ
今回は、MEO対策の外注にかかる費用について説明しました。
MEO対策の金額は、キーワード数、対策内容によって異なります。
また、すべてを代理店に任せるのではなく、自社で対応できる部分は自社で行うことで、コスト削減と自社ノウハウの蓄積を図ることができます。
予算と相談しながら、自社の目的にあった対策を。